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756 :1:2012/01/28(土) 20 18 03 最近、力作揃いのSSに正直、私がこういうとりとめもない話を投稿し続けて よいものだろうかと悩んでしまいますが、また性懲りもなく駄文をお送りします。 この話は前に投稿した別の著作物の、ある家族の人の憂鬱世界でのお話の続きです。 お気楽な気持ちでお読みください。 提督たちの憂鬱 支援SS――「アメリカ海軍機動部隊ハ健在ナリ」 メキシコ沖の青い空を、覆いつくすような編隊が西へ向かっていた。 烈風・流星の編隊は世界最強の名にふさわしく、堂々たる編隊を組み、 攻撃からの帰艦途中にあった。 その中の一機の流星の左の翼に小さな穴が開いている 「駄目だな。どう計算しても母艦までの燃料が足りない」 操縦士の藤堂守少尉は航空図と燃料計を見比べながらうめいた。 「どうします?分隊士」 「覚悟しといた方がよいな、メキシコ沖で海水浴とはしゃれにならないけど」 「美人で有名なメキシコ女性と一緒なら、喜んで海水浴としゃれ込むんですがね」 「運が悪かったねぇ、相手が学生上がりの予備士官で」 開戦以来のベテランである偵察員の兵曹長は笑った。 日本海軍第三艦隊空母「飛龍」の流星。 エンセナーデ第二次攻撃隊として止めを刺したのだが、守の流星はそのうちの一機。第一次攻撃隊の爆撃で抵抗が弱くなっていたメキシコ軍の陣地に、大胆にも規定を超えた低高度での急降下爆撃を敢行したのだ。 爆弾は命中したが低高度での避退が仇となり、やけになったメキシコ兵の小銃弾が運悪く彼の愛機の燃料タンクを貫いたのだ。 普通なら防弾構造で穴はふさがれるはずだったのだが、愛知航空機の生産工場で工作に不備があり、ド近眼のバイト学生が検査でそれを見逃していたのだ。幸い漏れた燃料に火はつかなかったが燃料漏れは止まらず、帰りの燃料がなくなってしまったのだ。 「分隊士、攻撃隊長から連絡が!近くにアメリカ…、いや「カリフォルニア海軍」の空母がいるそうです。一時間ほどの距離だそうです、そちらに向かえと」 「了解」 守は流星を言われた方角に向け、単機編隊からはなれた。仲間の列機が手を振っている。 第三艦隊は占領したハワイから急遽メキシコ沖に展開した為、旧アメリカ海軍の残された本土の実戦部隊であるカリフォルニア海軍の連中とは会っていない。 「しかし、カリフォルニア海軍の空母に着艦とは…いいんですかね、この流星を奴らに見せても」 「かまわんだろう、日本はカリフォルニア共和国から支援要請を受けてるんだし。それにいずれ彼らの空母にこの流星が載ることにもなるからね」 アメリカ海軍、いやカリフォルニア海軍へは日本海軍によるてこ入れが決定している。対日戦用に陸上機ばかり生産していた為、艦上機はほとんどない。故に日本海軍より供与が決定したのだが、当面は烈風や流星ではなく旧式機が供与される予定だ。 「昨日の敵は今日の友とも言いますが…どうもまだ慣れませんわ。ほんの一月前まで奴らと戦っていたんだし」 「アメリカ合衆国が崩壊した今、彼らには自分を守るしかないしね。突然敵が味方になるのは欧州世界では昔からよくあることだったよ」 そんな話をしているうちに、カリフォルニア海軍が展開している海域に近づく。 ぽつぽつと駆逐艦らしい護衛艦と空母が見えてきた。 759 :1:2012/01/28(土) 20 25 52 2 「これがあのアメリカ海軍の全てか…」 守の印象だと「機動部隊」といわれると自分が所属している第三艦隊や第二艦隊を思い浮かべる。空母を中心に戦艦、巡洋艦を従えた威容、それは海の覇者を感じさせるものだった。 しかし今目の前に展開している艦隊は小さな空母1隻を中心にした10隻ほどの駆逐艦というこじんまりとした艦隊。 それがあの強大だった元アメリカ海軍の機動部隊の全てだった。 司令部から連絡が行っているのだろう、空母の管制官から連絡が入る。 「こちらは護衛空母「ボーグ」そちらは日本海軍攻撃機か」 「こちらは日本海軍空母飛龍所属、藤堂守少尉。貴艦への緊急着艦を要請する」 「確認、当艦への緊急着艦を許可する。着艦準備は整っている、着艦指示に従え」 「了解」 帝国大学でも英語は習っていたが、やはり打ち合わせも何もない状態で、知らない空母に着艦というの不安がよぎる。 守は空母に向かった。 「うわー、分隊士、小さな空母ですよ」 風防をあけて身を乗り出して前方を見る兵曹長が言った。 「わかってる、何とか着艦させるよ」 守は身長に操縦桿を操りながら言った。 「9」と数字の書かれた小さな空母の甲板に機体の姿は見られなかった。攻撃で出はからっているか、守の着艦に備えて甲板を空けているのだろう。 カリフォルニア海軍空母は日本海軍のような着艦誘導装置はない。艦尾に旗を持った者がいる。守の機体を見て左右に身体を傾けている。 たぶん着艦誘導員だ。 守は流星を操り、空母上空を一度フライパスする。 小さな空母はメキシコとの開戦以来、出ずっぱりなのだろう、少し薄汚れている。 「さて、どうしようか、飛行甲板に着艦できたとしても…」 「アメさんの着艦制動策が持ってくれるかですね、駄目だったら…」 「アメさんのトンボ釣りの近くに着水だな」 「難儀やなぁ…結局海水浴か…」 「しょうがないよ…さて、行くか」 守は流星を着艦コースに乗せる。 守と兵曹長はカリフォルニア海軍護衛空母「ボーグ」の士官室でコーヒーを飲んでいた。 「しかしやはり、日本海軍のパイロットの技量はすごいものだな。あんな大型機をこんな小型の空母に無事着艦させるとは」 守たちの相手役を勤めている海兵隊少尉が関心したように言っている。 「こちらは内心ひやひやものだったけどね」 守は苦笑しながらコーヒーを飲んだ。 守は空母「ボーグ」に流星を無事に着艦させていた。ボーグの着艦制動策は流星を制動させてくれた。 しかしそれでも目の前にバリヤーが迫った距離だった。何とか突っ込まずにはすんだが、迫ってくるバリヤーに守は肝を冷やしていた。 エンジンを止め、守と兵曹長が甲板に降り立つと、甲板上はなんともいえない雰囲気だった。 最初に近寄ってきた甲板員の目には明らかに戸惑いの色があった 無理もない、日本人を見るのは初めてだっただろう。 それに兵曹長が言ったようにほんの一ヶ月前まで敵だったのだ。 守は今回が初陣だったが、彼らは日本人相手に戦っていたのだ 彼らの仲間も戦死しているだろう。 それが突然、アメリカ降伏という形で戦争が終わった上に 残された彼らの国土を守る為、敵であった日本人が急に味方だと言われても、彼らが戸惑うのも無理はないのである。 守と兵曹長はバツの悪さを感じ、機体の状態を確かめようと流星の下にもぐりこむ。 左の翼内タンクがある辺りに小さな破口が生じていた。 「意外と小さな穴だな」 兵曹長が小さな穴に指を突っ込む。 「防弾タンクの中のゴムが防げなかったんですね。これじゃ燃料が漏れるわけだ。よく火がつかなかったですね」 兵曹長と話していると米兵が集まってきた。初めて見る流星に興味深々で近寄ってきたのである。 760 :1:2012/01/28(土) 20 29 15 3 「これがリューセイか」 「何だこのエンジンは。こんなの見たこともないぞ」 米兵たちが機体を取り囲んで機体を触りだした。 整備班員だろう、珍しい黒人の士官らしい男が機体の下にもぐりこんできて破口を触りだした。一人の士官らしい男が帽子を取って一緒に見ている。禿げた頭が印象的だったが熱心に機体を触っている。 アメリカ海軍にとって日本機、特に戦艦を撃沈した流星は、アメリカ海軍軍人にとってそれだけインパクトが強いのだろう。 「直せますか?」 「穴をふさぐことぐらいワケはない」 黒人の整備士が答えた。 「時間はどれぐらいかかりますか?」 「すぐ、と言いたいところだが、少し時間がかかるな。穴は簡単だが俺は他にも見たいところがあるんでね」 とこちらを見てにやりと笑う。 守と兵曹長は顔を見合わせてやれやれという表情をした。 技術屋共通の好奇心には泣く子も勝てない。 「なに、修理する間、艦内でゆっくりしていけばいい」 そう言った脇の士官が振り返ってフランス語訛りで言う。その男の肩章の筋の数は4つだった、大佐だ。 守は慌てて敬礼した。 「失礼いたしました藤堂守、日本海軍少尉です」 「私はロキュータス大佐、当艦の艦長だ、護衛空母ボーグへようこそ。さてアメリカ合衆国海軍をつぶした飛行機がどんなものか、しばらく愛機を見させてもらうよ」 艦長は不敵ににやりと笑った。 やがて整備班長の指示で整備員たちが機体を押し始める。前のエレベーターで格納庫に流星を降ろすようだった。 「日本海軍藤堂守少尉ですね、コンドラチェンコ海兵少尉です。」 士官室のソファに身をちじこませた守の所に、オリーブドラブの制服に身を包んだ海兵隊士官がコーヒーとクッキーを持ってきた。兵曹長は下士官室に連れて行かれたらしい。 守は一瞬尋問でも始まるのかと思ったが、彼らは海軍の伝統にのっとり階級別に応対しているらしい。搭乗員なら待機所に放り込んでくれたら兵曹長と一緒に居れたのにと思ったが、そこはカリフォルニア海軍もアメリカ海軍の伝統を受け継いでいる存在。海軍はどこまでも海軍なのだ。 「アルコールはイギリスや日本海軍では認められているようですが、当海軍では認められていないので、申し訳ない」 「いや、これから母艦に帰るので酒は」 「よかった、まあお客にアルコールを出せないとは無粋ですが」 そう言いながら少尉はコーヒーを進めてくる。 「パイロットたちは?」 「今はカリフォルニア国境に阻止攻撃に出ています。日本海軍がメキシコを押さえてくれるので心強い、現地では開戦直前からアメリカ人…、いや、旧アメリカ市民に対する暴行や虐殺が始まっていた。やつらがカリフォルニアに雪崩れ込んだらと思うとぞっとしますよ、何しろ僕は家族がサンディエゴにいるのでね」 「そうですか…ところでコンドラチェンコというと、あなたはロシア系なのですか」 「そうです。スターリンの暴政に耐え切れず、両親が親戚を頼って一家でアメリカに亡命しました」 「スターリンの政治はそんなにひどかったのですか?」 「ひどかった。父は農業学者でコルホーズに農業指導に行っていたが、あまりのむちゃくちゃな指示に絶望して一家を連れて亡命したんです」 「そうですか…」 「もっとも妹の名前は両親がスターリンの粛清を恐れてスターリナと名づけられたのは、今となっては皮肉ですがね」 「なぜ、軍に?」 「両親の稼ぎだけでは食えないのでね。ちょうど対日戦が始まりそうで軍も入りやすかったし…今となっては家族を守る為に軍に残っているようなものです」 そう言いながらコンドラチェンコ少尉は居心地悪そうに肩をすくめる。 少尉は顔に似合わず陽気で多弁だった。途中で守は愛機を見に行こうとしたが、少尉が 「彼らに任せておけば大丈夫です」と言って引き止められ、 「このクッキーはボーグの厨房員が作った手製ですよ、これを賞味しないわけには遺憾でしょうと」薦めてくる。 どうもおかしいなと守は思う。 少尉は守を士官室に長時間引き止める役割を持っているらしかった。 守は愛機の装備品の一部、特に敵味方識別装置や爆撃照準機など軍機指定になっていたので、それらを見られることを気にしていたのだが、よく考えればこれからカリフォルニア海軍に提供されるものだから別に見せてもかまわないだろうと思う。 それでもやはり愛機から長時間引き離されるのは心細い。 そのうち一人の男が入ってきて少尉に耳打ちをする。 「藤堂少尉、修理が済んだようです」 「ありがとう、早速チェックするよ」 これ幸いと守は立ち上がった。 761 :1:2012/01/28(土) 20 30 12 4 「ああ、分隊士よかった」 部屋を出ると兵曹長がほっとした顔で守を見る 「なんか時間がかかったね」 「穴をふさぐだけなのに…おかげでこちらは言葉がわかんないから、強面の軍曹相手ににらめっこですよ」 「こちらは取りとめのない話で、疲れたよ」 「まあ、クッキーはうまかったですけどね」 守と兵曹長は苦笑しながら飛行甲板に上がる 飛行甲板に上がると陽は傾いていた。甲板の後ろの方に愛機が駐機している。 「これが現在の日本機動部隊の位置です」 と、コンドラチェンコ少尉に飛行図を手渡される。ほんの二時間ほど飛行したら到達する地点に機動部隊は近づいていた。 「日本機動部隊に合流するように命令が下りました。もう少し近づいて発進してもよかったのですが、収容が夕方近くになるということで…」 コンドラチェンコ少尉がニヤニヤ笑っているのに気がついた。 (何がおかしいんだろう?) 守は少し気になったが 「いや、いいよ、ありがとう」 そう言って守と兵曹長は愛機に近づいていく。 流星は傾いた陽を背に伸びる逆ガルの主翼、力強い太いエンジンシルエットを浮かび上がらせている。整備員が取り付いていてエンジンが始動する 力強い発動機音が甲板に鳴り響き、プロペラが回転し始める。 整備は完璧に行われたらしい。 「あれ?」 近づくにつれて兵曹長が声を上げた。 守るもおかしいと思った。 「…なんか機体の色が変わってる?」 「…それに変なマークとか、絵が…」 守と兵曹長が愛機の横に立ったとき、呆然とした。 流星は完璧に修理されていた。カリフォルニア海軍に手抜かりはなかった。 しかし、機体の様子はまるで違っていた。 暗緑色と明灰色の塗装が全てはがされ、アメリカ海軍のネイビーブルー一色の塗装になっていた。 国籍標識の日の丸も消された上に、白い星のマークがかかれ、USNAVYとペイントされている。 垂直尾翼には富士山と芸者の絵が描かれ、機首にはシャークマウスとピンナップガールの裸がでかでかと描かれている。ご丁寧にも風防下には、ハワイ降伏直前にばら撒かれた降伏勧告のビラの少女の顔の絵が、撃墜マークのようにいくつも描かれていた。 そして機体一面に 「キルロイ参上!」 とか 「私は栄光あるアメリカ海軍空母ボーグに着艦した間抜けです」 「アメリカ海軍は負けたがボーグは流星に勝った!」 と、落書きがされている。 呆然と立ち尽くす守と兵曹長にコンドラチェンコ少尉が 「ま、アメリカ海軍では他の空母に着艦したらこうされるんだ。この伝統の前に抵抗は無駄だ」 そう言って 「あ、あとこれ、君たちの分」 と缶ビール二本を守と兵曹長に渡す。 「ビール六本で君たちをなるべく長く部屋に引き止めてくれと整備班長に言われてね」 とコンドラチェンコは言うとビールのふたを開けてうまそうに飲む。周りでは米兵が陽気に騒いでいる。 守と兵曹長は愛機に乗り込んだ。 「悪いね、これがアメリカ海軍の伝統なんだ」 「今度会ったら、お前の妹紹介してもらうからな」 守るが負け惜しみのように言うと、コンドラチェンコ少尉は笑いながら風防を閉めた。 落書きだらけの流星はボーグから発艦した。 「…これ、飛龍の整備班長が見たら」 「あやまるしかないな…このビールは整備班長に渡そう」 そう言って守は機首を飛龍に向けた。 眼下の小さな機動部隊は 「アメリカ海軍機動部隊ハ健在ナリ」 と言っているように白い航跡を引いて走っていた… 守は飛龍に帰還すると整備班長から大目玉を食らった。 ちなみにその後、飛龍に着艦したカリフォルニア海軍機のみならず 他の空母の艦載機がどうなったかは言うまでもない。 なお、第三艦隊が寄港したサンディエゴで、サーシャと愛称を持つロシア系米人女性と守が出会う物語はまた別のお話。
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アメリカンプロレス 551 名前:水先案名無い人 :2005/11/18(金) 23 06 35 ID jacy/1ty0 全アメリカンプロレス選手入場!! 息子はデビューしていた!! 更なる研鑚を積み貴公子の息子が弱かった!!! 狂乱の貴公子Jr!! デビット・フレアーだァ――――!!! オカマキャラはすでに私が完成している!! 全身金粉ゴールダストだァ――――!!! デビューしだい勝ちまくってやる!! アメリカンフットボール代表 ゴールドバーグだァッ!!! プロレスの殴り合いなら俺のギターがものを言う!! テクニシャン ダブルJ ジェフ・ジャレット!!! 真の酔っ払いを知らしめたい!! レイザーラモン スコット・ホールだァ!!! WWEではバカキャラだがWCWなら俺はファイブタイムチャンピォンだ!! スピンルーニー ブッカーTだ!!! 変な衣装は完璧だ!! スーパーマッスル ランディ・サベージ!!!! 全アメリカンプロレスのベスト・フライングは私の中にある!! 天才ルチャ戦士が来たッ フベントゥ・ゲレーラ!!! 弱さなら絶対に敗けん!! 使いッ走りのケンカ見せたる NWO バフ・バグウェルだ!!! 筋肉の圧迫感(薬あり)ならこいつが怖い!! WCWのマッチョ・ファイター レックス・ルガーだ!!! 日本マット界からオリエンタルミステリーが上陸だ!! 忍者 グレートムタ!!! 本国での人気が落ちてきたから日本行き(左遷?)になったのだ!! 偽者のプロレスを見せてやる!!NWOスティング!!! 移籍の土産に新軍団とはよく言ったもの!! プロレス界一の流行が今 WCWでバクハツする!! NWOウルフパック ケビン・ナッシュ先生だ―――!!! ワイルドペガサスこそが新日時代のリングネームだ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ クリス・ベノワ!!! 日本で人気があったから呼ばれてきたッ パワーの限界一切不明!!!! 外人のパワー(怪力)ファイター スコット・ノートンだ!!! ダイヤモンドカッターはスタナーではない似てるけど全く違う技なのだ!! 御存知DDP ダイヤモンド・ダラス・ペイジ!!! 巨人の本場は今も昔もアメリカにある!! オレを見下ろせる奴はいないのか!! エル・ヒガンテだ!!! デカァァァァァいッ説明不要!! 2m18!!! 237kg!!! ザ・ジャイアントだ!!! イスは空中殺法で使えてナンボのモン!!! 超実戦自爆術!! 本家ECWからサブゥの登場だ!!! ベルトはオレのもの 邪魔するやつは思いきり蹴り思いきり反則負けするだけ!! アメリカプロレス色々王者 リック・フレアー プロレスラーになりに海外へきたッ!! 空中殺法全世界チャンプ ウルティモドラゴン!!! 筋肉に更なる磨きをかけ ”豪腕兄弟・弟”スコット・スタイナーが帰ってきたァ!!! 今の自分に体重は関係ないッッ!! 恐怖の刺青獣クラッシャー・バンバン・ビガロ!!! サイコキャラの本当のサイコが今飛行機の中で刺す!! WCWから シッド・ビシャスだ!!! リングの上でならオレはどこでも最強だ!! 皇帝戦士 ベイダー ベイダータイムに登場だ!!! 兄の威厳はどーしたッ 闘士の炎 どっかいったッ!! かつぐも投げっぱなすも思いのまま!! リック・スタイナーだ!!! 特に理由はないッ 英国貴族が偉いのは当たりまえ!! 神の拳はないしょだ!!! ランカシャーレスリング! ロード・スティーブン・リーガルがきてくれた―――!!! マレンコ道場で磨いた実戦関節技!! マレンコ一家のデンジャラス・次男坊 ディーン・マレンコだ!!! アメプロだったらこの人を外せない!! 超A級プロレスラー スティングだ!!! 超一流レスラーの超一流の喧嘩だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ニューヨークの鋼鉄人!! アルティメットウォーリアー!!! 技巧型アメプロはこの男が完成させた!! アメリカンプロレスのヒットマン!! ブレット・ハートだ!!! 若き王者がもう帰ってこないッ どこへ逝ってしまったンだッ チャンピオンッッ 俺達はフロッグスプラッシュをもっと見たかったッッッエディ・ゲレロの登場だ――――――――ッ 加えて経営難に備え超豪華な幹部を4名御用意致しました! 貧弱台本屋 ビンスルッソー!! NWA ジムクロケット!! テレビ界の巨人!テッドターナー! ……ッッ どーやらもう一名は空手の練習で遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 若き王者はちょっと前のレスからお借りしました すいませんでした 関連レス 555 名前:水先案名無い人 :2005/11/18(金) 23 17 27 ID 6N+Ue0EJ0 ああ、WCW……(つ∀`) 556 名前:431 :2005/11/18(金) 23 20 34 ID 7etAE9pF0 554 むしろ使ってくれてアリガトォオオッ・゚・(ノД`)・゚・。 地上波で見られた当時のWCWは、むしろ今のWWEより思い入れが…… コメント 名前
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610 :yukikaze:2013/11/09(土) 23 22 21 では講和条約締結以降のアメリカ。いやぁ・・・経済って怖いですね。 1936年の大統領選挙は、共和党のアルフレッド・ランドンの圧勝で終わった。 民主党はどの州でも勝利することが出来なかったという最悪の結末で、殆ど押し付けられる形で大統領選挙に出馬させられたガーナーは、 「ナッツ」 という下品な言葉を残して政界から完全に引退をすることになる。 (なお、彼の回顧録が残っているが、基本的に自分以外の全てに対する呪いの言葉で書かれており「回顧録ではなく呪詛の祈祷書」呼ばわりされている) さて、大統領になったランドンの初の仕事は、戦争によって有名無実と化したニューディール政策の完全な廃止を決定した。 実の所、ランドンはニューディール政策そのものは共感を覚えていたのだが、財政均衡主義者の立場として、財政赤字の増加と政府の効率の悪さの観点から廃止せざるを得なかった。 国家工業復旧法が違憲判決を受けた事もあいまって、ランドンのこの行動は共和党支持者から諸手を挙げて歓迎されることになるのだが、問題はランドンが掲げ、共和党支持者が賛同した「財政均衡主義」と「企業の自助努力」が、好景気時ならばともかく、不景気時においては、自殺としか言いようがない政策であったという事であった。 よくよく考えてみればいい。 企業の自浄努力に頼るという場合、業績が低迷した企業が採る手段は、徹底的なコスト削減である。 採算の取れない工場は閉鎖され、労働者は路頭に迷う。そうなると購買層は減少し、ますます企業の業績は悪化するという悪循環に陥るのである。 そして財政均衡主義は、収入が減ればその分支出も減るので、政府による公共事業政策が極めて限定的になり、企業がもらえる仕事がますます減るということにも繋がるのである。 もうお分かりであろう。 世界恐慌以前の過剰投資で供給力が完全飽和状態だったアメリカは、戦争による海外市場の大幅喪失と、財政均衡主義並びに政府救済策がなされないというコンボ攻撃によって、完全に止めをさされることになったのである。 町には失業者が溢れ、職を求める抗議デモが起き、銀行は自らの利益を確保する為に、貸し渋りや貸し剥がしを強行し、それなりに体力のあった企業さえ命脈を絶たれることになった。 そうした死屍累々の大地にあって、一人ほくそ笑んでいたのは日本の企業マンだけであった。後に「シャイロックですら奴らに比べれば善人だ」と、アメリカの大企業の重役が吐き捨てたように、彼らはアメリカ経済界の残骸から心行くまで墓荒らしをすることになる。 優秀な人材の引き抜きや、将来有望な特許を持つ企業の買収などまだかわいい方で、酷いケースでは提携を断ったライバル企業を株価操作で潰すわ、新聞社やラジオ会社をペーパー会社に買収させて共和党の政策を賛美するキャンペーンを張り、更に経済を悪化させるという悪魔な所業までしている。まさに好機とあらば徹底的に攻める日本の恐ろしさを示す行動であったと言えよう。 612 :yukikaze:2013/11/09(土) 23 25 08 今日はこれまで。 ちなみに今回の日本側の行動は、辻と商工省の岸がタッグを組み、 日本のビジネスマンが嬉々としてそのシナリオに乗ったという流れです。
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国際版とアメリカ版(北米モデル)って何が違うの? 国際版とアメリカ版(北米モデル)では対応している周波数帯が異なります。 国際版の対応周波数UMTS HSPA 900 (Band VIII), 2100 (Band I) GSM GPRS/EDGE 850, 900, 1800, 1900 アメリカ版(北米モデル)の対応周波数UMTS HSPA 850 (Band V), 1900 (Band II), 2100(Band I) GSM GPRS/EDGE 850, 900, 1800, 1900 NTTドコモとソフトバンクは、上記対応周波数のうち「UTMS 2100(Band I)」を使用しています。 このため、日本国内で使う限りは、どちらのモデルを購入しても大差はありません。 海外での対応状況については、WikipediaのW-CDMAを参照してください。 なお、NTTドコモではFOMAプラスエリア「UTMS 800(Band VI)」というのもありますが、こちらには対応していません。 他の機種ではありますがUTMS 850(Band V)対応のものでFOMAプラスエリアに対応しているものも存在しているらしいです。 これはどのような理由によるものかといいますと・・・ 規格名 のぼり周波数帯(UL) くだり周波数帯(DL) UTMS 850(Band V) 824 - 849 MHz 869 - 894 MHz UTMS 800(Band VI) 830 - 840 MHz 875 - 885 MHz 周波数帯だけを見るとUTMS 800は、UTMS 850の範囲内にあり、いけそうに見えます。 しかし、現実は甘くありません。 まず、Xperia X10の方は明示的にUTMS 800対応と書いてあるにも関わらず、X10 mini/mini proには書いてないこと。 X10 mini/mini proと同じようにUTMS850対応のAT T版のNexus Oneを購入した方がためされた結果(NSP-momo blogの速報:AT T向けNexus OneはFOMAプラスエリアに未対応でした/AT T版 Nexus Oneのfroyo(テストバージョン)がFOMAプラスエリア対応かどうか試しました) そして、なにより、実際にX10 mini(E10a)で試した人の体験談とX10 mini pro(U20a)で試した人の体験談から、非対応、ということで間違いなさそうです。 むしろ、UTMS850対応で、FOMAプラスエリアを使える機種の方が珍しいです。 iPhone3GS, iPad, iPhone4が該当している、という人もいるかもしれませんが、これらの機種はUTMS 800(FOMAプラスエリア)を使用することに関してアメリカFCCの認定および日本の技術基準適合証明を取得していますので、Appleが「UTMS800対応である」一般向けに告知していないだけで、実際には正式に対応している、というものになります。 UTMS850しかうたっていないけど使えたとうわさされている機種 Treo750v ヤフオクでFOMAプラスエリア対応と称してU20a/E10aを販売している方がいますが、十分に注意してください。 (よく読めばわかりますが、FOMAプラスエリアで動くかは知らんし、検証する気も無い、と言ってますよ) Xperiaが対応している仕様の詳細についてはSony Erricssonのwhitepaperを参照してください。
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612 :yukikaze:2013/11/27(水) 20 46 12 いよいよアメリカ赤化もラストに。 戦闘描写は苦手なのです。 1948年5月 2年半にも及ぶ「アメリカ赤化戦争」は、南部連合の敗北によって終わりを告げた。 彼らの敗北の原因は色々とあるが、最大の要因は、皮肉にもマッカーサーが優秀すぎたことであろう。 卓越した戦略家である彼は、序盤の劣勢を跳ね返すことに成功し、一時はかつての南部連合の領域のみならず、西海岸の州政府とも秘密裏に手を結び、彼らの積極的中立を勝ち取ることにも成功していた。多くの軍事アナリストが、「マッカーサーによる統一は近い」という予想をたて、列強の政治家や高級官僚も同じ意見を抱いていた。 しかしながら、マッカーサーのこの八面六臂の活躍は、翻ればマッカーサー以外に碌な人材がいないという事の証でもあった。 陸戦においてはパットン中将がおり、海軍もニミッツ中将が同じようにマッカーサーを補佐していた(もっとも、マッカーサーとパットンはともに我が強く、ニミッツはいつも苦労していた)のだが、政治面や外交面で彼を補佐しうる人間がいなかった。 ここら辺は、度重なる不況とモンロー主義により、国際的視野を持つ人間が育つ環境が潰されていたことが大きいのだが(数少ない人材は、軒並み国外に出たか共産主義かぶれであった)、これによりマッカーサーは政治と外交を一手に引き受けざるを得ず、必然的に彼の処理能力を超えることになった。 しかもマッカーサー自身が、実績を積み上げている事と、自負心が高い事から、権限委譲をなかなか認めようとせず、南部の領域が拡大すれば拡大する程、政府の動きは鈍重になってしまった。 こうした状況に対し、ロングは、自身が大統領に就任して以降編制した連邦軍師団の準備を整えると共に、かつてのロシア内戦で傭兵部隊として名を馳せ、アメリカに亡命以降はロングの軍事顧問となっていたミハエル・トハチェフスキーを陸軍総司令官に任命。 トハチェフスキーは、子飼いの将帥に命じて、未だ去就定かではない西海岸に侵攻させ、彼らを物理的に屈服。政治的要求からマッカーサーが援軍として派遣した4個師団を後手の一撃によって粉砕し、序盤の劣勢を大きく取り戻すことに成功している。 それでもなお2年半も持ちこたえたのは、マッカーサーとパットンの優秀さによるものだが、パットンが前線で暗殺された後、陸軍の作戦までマッカーサーが引き受けることになり、これ以降、全てが後手後手にまわることになった。 まさにナポレオンと同じ道をたどったと言えよう。 南部連合首都であるヒューストンが、共産アメリカ軍の猛砲撃によって廃墟となる中、マッカーサーは、首都救援をしようとしたアイゼンハワーの二個師団に対し、最後の命令を出す。 「南部の人間を一人でも多く脱出させよ。古き良きアメリカを復活させるために」 自らを囮にして、民間人を一人でも多く救おうと命令したマッカーサーは、確かに当代の英雄であったと言えよう。 そしてヒューストンの陥落によって、アメリカ合衆国は名実ともに終わりを迎えたのであった。 613 :yukikaze:2013/11/27(水) 20 52 12 今回はこれまで。 内戦が非常にやっつけでしたが、正直南部の準備があまりにもなさ過ぎてどれだけ戦術的勝利を重ねてもどうにもならない状況でした。 マッカーサーとしても、連邦軍が寝返ることを期待していましたが、基本的に連邦軍上層部が監禁されていた(忠誠心がしっかりしているもの除く)のと、州兵部隊も意図的に旧式兵器しか回しておらず、碌な戦力になっていなかったことで、南部の兵力不足は最後まで解消されませんでした。 大陸日本が、第二次大戦後の国力回復と、アジア地域の面倒に注力していたのもマッカーサーの誤算でした。 さて・・・一応、後はエピローグ的なものだけが残っていますが、これ以降は マーシャル沖海戦か、半島危機のどちらかになるでしょうかねえ。
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「アンカー ボック」 アメリカ アンカー・ブルーイング 原材料: -- アルコール分 -% 春季限定のボックスタイルのビール。 |ボック 黒ビール 黒褐色| 飲んだ記録 2010/01/01 買った記録 -
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動画 概要 アメコミ沼へようこそ!!柳生玄十郎によるアメコミ道場 ただ今アメコミ道場では『ファルコン ウィンターソルジャー』を150%楽しむための「キャプテン・アメリカ」を大特集しています! 気に入って頂けたら高評価、チャンネル登録お願いします! リクエスト、質問などにもお答えしますのでどうぞ! <出演> 柳生 玄十郎 ( https //twitter.com/genjyuro ) ジャガモンド斉藤(https //twitter.com/MondMasa) 制作:S.H.A.R.L.D. 編集:WAKA(https //twitter.com/8Wakarin) #しゃべんじゃーず #マーベル #キャプテンアメリカ 投稿日時 2020/08/19 10 00 20
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2話――不沈のモリー・ブラウン モリー・ブラウン……数百年は昔となる人物の名前だ。 特段何かしらの偉業を成し遂げた人間ではないが、ただ『不沈』という渾名を持っている事自体が有名となった理由なのかもしれない。 そんな人物が冠された船が、今私が乗りこんでいる船の名前だ。 「だいぶ……楽になったかな」 港を出て一日ほどは船酔いでまともに動けやしなかった。波とエンジンの揺れ……これほどまでに地面の上を恋しいと思ったことはない。 もう船の上の暮らしを一週間は続けている。他に乗っている人たちとまともに挨拶はしなかったが、それでも食事中の些細な会話ぐらいはできるようになった。いや、できるぐらいには元気になった、が正しいか。 同乗しているのはE Hでも選りすぐりの学者たちらしい。少なからず名簿を見る限りでは30名。農業、林業、建設、地盤、放射能……それこそ環境開発システムに携わる各部署から折々集められている。 加えて似た境遇ばかりらしい。言わば比較的若手でありながら、サブマネージャークラスの役職を持っている人間。言わば将来有望な人材……と言えば聞こえは良いが、それならば重役も連れ立てば良い機会になっただろう。 だがそれはない。 当然だ。今回は一回目。行った先で何があるかわからない以上、何もないという可能性だってゼロではない。重役たちが出張するだけの価値があることすらわからないから、自分たちに見つけさせようということだろう。 名刺の交換すらまともに行っていない。名簿に乗っている上で、私はかなり浮いた存在だ。 兵科……軍事関係の役どころに勤めている研究者は私しかいないのだ。 地理や環境関係からすれば白い目で見られるのも当然だろう。だからこそちゃんと会話らしい会話をした覚えがない。 唯一できたとすれば……。 『シミオン 今日は 動けるのか』 こいつだ。 今まで船に乗る機会などそうそうなかった。だから初めてだろう大航海で、船酔いのことをすっかり忘れてしまっていた。 「大丈夫だ。君こそ迷惑をかけた。だけどまた甲板にでも上がろうかな」 『ルートは 必要か?』 「いや、もう一週間も経つんだ。覚えている」 ドミネーションの力は万能の検索能力でもあるのだろうか。船内図をまともに把握できていなかった私を外まで誘導してくれたのも彼だ。 ……いや、彼と表現して良いのかわからない。 『我々にとって シミオン 貴方は 必要な 存在だ』 こいつの一人称は未だに『我々』だ。さらにはまだ一単語ずつ誰かの言葉を区切って繋ぎ合わせた声。 「それは何のする上でだ? 君ほどの知性があるなら、むしろ私なんか不要ではないか?」 『……』 フリーズしたように、携帯端末が沈黙する。 不都合なことでもあるのか、あるいは認識してくれていないのか。 ともかくこいつは時折、質問に答えてくれない。 「まあ、答えたくないのなら良い。その、たくさんいそうな声も君自身のものなのか?」 『違う。ドミネーションを 用いて 世界中の ネットより 言語データを 参照している』 「なるほど。つまり君自身には、声も姿も名前もない。レメゲトンは自ら作れるのだろう? 作ろうとは思わないのか?」 『……』 また沈黙だ。 何を考えているのか……アメリカへ向かわせようとしているぐらいしかない。 別にそれで腹を立てるわけじゃない。 元々こいつは、社からすればアメリカ開拓という広大な計画の、おまけにしか過ぎないのだろう。 その同伴者として来ている私は腰巾着とでも言うべきだろうか。おまけのおまけだ。 向こうで具体的に何をすればいいのか皆目検討がつかない。だからむしろ不安などないから休暇でももらったも同然だが、体調不良に苛まれ続ける旅行というのはそれこそ気分が悪い。 おまけに周囲からは白い眼で見られる。軍務に就いている自覚はないのだが軍事関係者。あまり他人と話すのは得意ではないが、それでも寂しいことには寂しい。 ……いや、この船で軍事関係者が私しかいないのは、そもそも調査に必要ないということと、もう一つある。 甲板に出て、灰色と鈍色の中間色のような船を見つける。 軍艦……それもE Hのものではない。 コラ・ヴォイエンニー・アルセナル。E Hと同じくクリストファー・ダイナミクスグループに所属する大企業だ。 残念ながらE Hよりもグループ内での発言力は高く、今回のアメリカ調査に護衛艦を寄越してきた。 ……確かに、グループの中でE Hだけが莫大な利益をひねり出すと、グループ内でのパワーバランスは傾くだろう。 当然E Hより上の立場からすれば脅威だ。ちょうどアルセナル社のような、基幹と位置づけされるなら尚更。 私が見ている前方の一隻と、後方にいるもう一隻。 この二隻を護衛として参加して、利潤の何割かを分け合う仕組みで、談合と抑止力が成立する。 そして不毛の土地として知られているアメリカに行くなど、他の企業はそもそも発想すらしないだろう。 だから護衛なんて建前でしかないだろう。 二隻とも、調査船モリー・ブラウンより小さい。 ……政治の話なんて興味はない。上層部がどう思っていようと、この航路において味方は味方だ。 それも、いくらでも大きな軍艦を持っていそうな企業が、わざわざ小さい軍艦を寄越してきたということが、この旅路が安全であることを保証してくれている。 むしろ大きな船が来てしまうことの方が、物騒ごとに巻き込まれそうな不安を抱えてしまうだろう。 見渡す限り、水平線が弧を描いている。青々とした空。暖かくも心地良い風。なんとも爽やかだ。 最初こそ不快さを紛らわすためでしかなかったが、今となってはそれを充分に味わえるぐらいの余裕を持てるようになっている。 だが揺れない陸地が恋しいのは確かだ。 「さて、到着の予定はどれぐらいだったかな?」 『およそ 10時間後と 予定されている』 「君のドミネーションとやらなら、その予定通りに進んでいるかどうかわかるんじゃないのか?」 『計算では 予定から 1時間早い 位置だ』 「ならば良かった。早いに越したことはない」 このレメゲトンと会話した所感などをまとめて、後々の研究に役立てようかと考えを巡らせる。 手近なベンチを探したところで、珍しく、彼から声をかけてきた。 『レーダーに 反応あり』 「何か、見つけたのか?」 『同伴船へ ドミネーションを敢行した。 南東に 巨大物体を 発見。直径 20メートル マイナス40度』 思わず、表情を歪めてしまった。 こいつが、いつか私の携帯にそうしたように、アルセナルの軍艦にまで同じことをしていることについてではない。 巨大物体。つまりきっと、アルセナルの艦隊が見つけているのだろうそれについてだ。 あまりにも大きな……氷、だろうか? それにしてもマイナス40度など、ただの氷とはとても思えない。 「流氷? なら気にする必要なんて……」 言ったすぐ直後に、間違っているのだとわかる。 ブリテン島に流氷などない。ましてや大西洋を南下して気温が高くなっているこの航路で、さらに南方に流氷が残っているなどありえない。 『目標物は こちらへ 接近中。およそ 50ノット 以上』 ノットという単語が聞きなれず、思わず聞き返してしまう。 「待て。1ノットは時速何キロだ?」 『時速1.852キロ』 ……単純計算なら得意だと思った直後に、思わず目を見開いた。 背中が凍えていくのを感じる。嫌な予感が背骨を鷲掴みにしてくる。 時速にして100キロ近くで海を渡る氷など、この世に存在するものではない。 「何かの間違いじゃないのか?」 『ドミネーションを敢行。 ……確認 53ノット。5分後に 衝突する。 同伴船 目標物を 敵性勢力と 判断した。識別名 ヴォジャノーイ』 次の瞬間だった。 けたたましいサイレンがそこら中に鳴り響いた。 モリー・ブラウンから避難のアナウンスが流れる。 アルセナルの軍艦が進路を変えて、モリー・ブラウンの真正面から、横へと離れていく。 震えだした足をなんとか持ち上げるように、船内へ走る。 「何だ? それは何なんだ!? 敵なのか? そんな氷の塊が!?」 思わず携帯へ叫びかけながら、額に浮かぶ冷や汗を拭おうとした。 安全だと保証されているはずの航路だったはず。 だがこいつはあくまで冷淡に、いつもと変わらない継ぎ接ぎの声でそれを告げる。 『ドミネーションを敢行。 ……確認 あれは テウルギアだ』
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